3月園長記

 卒園や進級を目前にして、新しい1歩を歩みだそうとする頼もしい子ども達の成長が嬉しい3月。

私たち大人は、寄り添い応援する者として、共に育つ者として、大切なその時々に関われたことを神さまに感謝です。保護者の皆様、たくさんのご協力とご理解ありがとうございました。

インマヌエル(神さまが共にいてくださいます)の恵みのうちに新しい年も共に歩んでまいりましょう。

2月園長記

 先日の記録的な寒波到来時、「雪降らなくて残念だったね」「そうだね」と子どもたち。雪が降ったら何かと大変だと先々の事を考えて(雪国の方には申し訳ありませんが)しまうのは大人ばかりのようです。

 また、寒さの中でも木々の芽など、神さまが春を備えて下さっている事を覚えて過ごします。幼児クラスでは「お店屋さんごっこ」の準備を進めています。クラスでの話し合いを通して、意見を言い合える関係、他者の意見や気持ちに気付き、共感し、お互いを認め合う環境を作っていきたいと思います。

1月園長記

 インマヌエル(神さまは私たちと共におられます)

2023年、新しい年を迎えました。年末年始の楽しかった話をみんなに伝えたくて、ワクワクしている子どもたちです。楽しかった経験が「遊び」に繋がっていくことでしょう。子どもたちにとって「遊び」は大切な「学び」です。友だちと共にたっぷりと遊ぶことのできる環境を整えていきたいと思います。私たち1人ひとりが、神さまに守られ愛されていることを知り、安心と喜びの中で過ごす1年となりますように。本年もどうぞよろしくお願い致します。

12月園長記

 この秋、たくさんの「恵み」を感じた子ども達。

その「恵み」は、今(アドベントの恵み)に繋がっています。

クリスマスの本当の意味を子ども達に伝えながら、クリスマスの喜びをみんなで分かち合うため 何をしたら良いのか各クラスで考えています。特に、5歳児の降誕劇や4歳児の聖句暗唱は、「神様に捧げる」「みんなに伝える」大切な使命として、子ども達と共に作り上げている途中です。すすめていく中で、どのような葛藤がありドラマがあるのか、それを含めて今から楽しみでなりません。

これから迎えるクリスマス、全ての人々に平和、そして共に喜びを分かち合えますように。

11月園長記

 木の実やドングリ、色づいた葉っぱ、小枝や小石まで…公園から帰ってきた子ども達のおみやげが賑やかになりました。そして、秋の深まりと共に私たちは収穫する喜びと恵みを分かち合う季節を迎えます。プランターで育てた花や野菜。子ども達はまるで自分たちの仲間のように可愛がり、大事に育てることを通して「慈しむ」ことを体験し、「いのち」を与えて下さった神さまを感じたことでしょう。自分のまわりにあるたくさんの恵みに気付いて、神さまに「ありがとう」と喜びや感謝をみんなで分かち合いたいと思います。

 たくさんの「ありがとう」は、アドベント(イエスさまの誕生を待ち望むとき)に向かっていきます。

10月園長記

 戸外に気持ちよく出かけられる陽気となりました。もうすでに、どんぐりや木の実をおみやげに持って帰ってくる子ども達。都会の公園ではありますが、秋の自然を豊かに感じとっています。

毎月お届けするクラスだよりには、生活や遊びの中で、わくわくする思いや好奇心、試行錯誤の途中経過も含めた満足感や達成感などが、毎日繰り返されていることを伝えています。

これからの経験や体験が、日々の生活にどのようにつながり展開されていくのか楽しみです。

たくさんの共感の中で、豊かな心の育ちが神さまに祝福されますように。

9月園長記

 秋を少しずつ感じるようになり、これから戸外で活動する機会も多くなります。子ども達とともに自然の変化やおもしろさを五感で感じていきたいと思います。

 また、9月1日は防災の日。思い起こせば法人ベタニヤホームの歴史は関東大震災(1923.9.1)の時に被害に遭われた高齢者と母子家庭への救済活動にさかのぼります。

来年で創立100年を迎えるにあたり、創立の理念「隣人愛~人を大切に思う心」をしっかりと引き継いでこれからも地域の中で子どもも大人も共に育ち合う保育園として励んでまいります。

8月 園長記

「キリストの平和が、わたしたちの心のすみずみまで、ゆきわたりますように」こどもさんびか(キリストの平和)

先月、七夕の笹に地域の方々が短冊を飾って下さいました。「みんなの笑顔がすてきだよ」「みんなにはやく会いたいな」「世界から戦争がなくなりますように」・・・達筆文字の願い事とメッセージ。保育園の子ども達のことをいつも覚えて下さっていることをうれしく思い、心が温かくなりました。また、戦争がないだけではなく、ご飯を食べられない、怖い病気がない、いじめや差別のない、みんなが幸せである「平和」な社会を願わずにはいられません。極端な暑さや大雨も加わって、過酷さを増している日本の夏ですが、引き続き感染対策をしながら心身の休息を十分にとって過ごしていきましょう。

7月 園長記

子ども達の植えた野菜がぐんぐん育っています。そして、子ども達の心も葛藤しながら成長していることを感じます。育ててくださる神様を信じて、与えられた環境においても様々な経験を重ねながら大きく成長することを願っています。

また、幼児クラスのマスク着用もなくなり、子ども達の表情がしっかりとわかってうれしい限りです。

集団保育と感染リスクは切り離せませんが、できる限りの対策を行ってまいります。

6月 園長記

「たくさんとれたよ!」袋いっぱいの小さなイチゴを持って、さくら組の子ども達のうれしい報告。

毎日楽しみに成長を見守っていた様子が目に浮かびます。その後、かわいい報告は数回続きました。

小さいながらも自然の実りは、たくさんの不思議とわくわく感を与えてくれたようです。

幼児クラスも各クラスで話し合い種や苗を植えました。お世話をする中で、これからの成長を見守ります。入園、進級して2ヶ月を過ごし、子ども達は遊びを見つけて、動き出し始めています。遊びを重ねるうちに、工夫や挑戦が生まれ、ますます意欲が湧いてきている様子です。

大人もすぐに答えをただ伝えるのではなく、「子どもの何故?」を共に考えたりすることを大切にしたいきます。

子ども達自身が考え遊ぶ喜びをこの時期に十分味わって欲しいと願います。

今月も神さまから与えられる恵みの中で神さまの愛を感じて過ごすことができますように。

5月 園長記

保育園のモッコウバラ(2年振りに咲きました)も満開となりました。

自然が輝き出すこの時期。神さまが与えてくださった自然の息吹を感じながら深呼吸。

様々な緊張感が解き放たれて、穏やかな気持ちになりますよ。さあ!外に出かけて自然に触れましょう。子どもと一緒にゆっくり歩いていろいろな発見をするのも楽しいですよね。

令和4年度 4月園長記

ご入園、ご進級おめでとうございます。

27名の新入園児を迎え新年度が始まりました。

神さまの祝福の中で一人ひとりの「はじめの一歩」が守られ、その歩みの積み重ねが希望につながっていきますように。子どもも大人(保護者・保育者)も共に喜び合う日々となりますようにと祈ります。